こんにちは!今回は、ChatGPT API(OpenAI)とkintoneを組み合わせて、「文章を自動生成するカスタマイズ」にチャレンジしてみました。
定型的な報告文や連絡文、議事録などの作成って、意外と時間がかかるし面倒ですよね?
そこで、ChatGPTをkintoneに組み込めば、簡単な入力からビジネス文書風の文章を自動生成できるようになります。
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それでは、本題に入ります!
✅ 今回実現すること
次のような操作で、AIが文章を自動生成してくれます。
-
ユーザーが「概要」と「ポイント」を入力
-
「文章を自動生成」ボタンをクリック
-
AIが丁寧なビジネス文を作成して、フィールドに表示!
🔧 事前準備
以下の準備をしてください:
-
OpenAI APIキーの取得
→ OpenAI Platformで無料アカウント作成後、APIキーを取得(sk-xxxxxxx...
形式) -
kintoneアプリの作成
→ 次の3つのフィールドを追加しましょう。
フィールド名 | フィールドコード | 種類 |
---|---|---|
概要 | summary |
複数行文字列 |
ポイント | points |
複数行文字列 |
生成された文章 | generatedText |
複数行文字列 |
-
JavaScriptファイルを読み込む
→ 記述したコードをファイルにして、アプリの「JavaScript / CSSでカスタマイズ」から追加します。
🧑💻 実装コード(ChatGPT呼び出し)
以下のコードをコピペして使えます。
※APIキーはご自身のものに差し替えてください。
✨ 実際に生成された文章(例)
概要: 6月の営業実績の報告
ポイント:
-
目標達成率120%
-
新規顧客5件
-
クレーム対応ゼロ
→ 自動生成された文:
6月の営業活動では、目標達成率が120%に達し、非常に好調な結果を収めることができました。特に新規顧客の開拓においては5件の契約を獲得し、チーム全体の努力の成果が見られました。また、クレーム対応についてもゼロ件を維持しており、顧客満足度の向上が伺えます。引き続き、成果の継続とさらなる向上を目指してまいります。
💡 応用アイデア
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日報や議事録の自動作成
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FAQや問い合わせ文のテンプレート生成
-
トーン(カジュアル/フォーマル)を選択して文章を切り替える
AIに任せることで「まずたたき台を作って、そこから修正する」というスタイルが可能になります。
⚠ 注意点とポイント
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APIキーの取り扱いに注意!
公開されないように管理しましょう。可能であればサーバーサイド経由が安全です。 -
APIの料金制限に注意!
トークン単位で課金されるため、使用量が多い場合はコスト確認を。 -
セキュリティ面の検討
外部サービスと連携する場合は、データ内容やプライバシーの扱いにも注意が必要です。
✅ まとめ
kintone × ChatGPT の組み合わせで、文章作成という手間の多い業務を自動化・効率化できることがわかりました。
-
簡単な入力で、自然な文章が完成
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報告、日報、説明文など多用途に使える
-
実装もシンプルで、業務改善に直結!
「AIに頼れるところは頼る」ことで、よりクリエイティブな仕事に集中できる環境を整えていきましょう!