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「給与DXのエムザス」 給与とシステム両方を本業に約20年

シリーズ1:BPaaSとは何か?(基礎知識)【後編】

公開日:2026.03.11
最終更新日:2026.03.11

「丸投げ」から「共創」へ。新しいアウトソーシングの形
従来のアウトソーシング(BPO)は、業務のすべてを委託先に委ねる「丸投げ」が一般的でした 。
しかし、このモデルでは社内にノウハウが蓄積されず、委託先で何が行われているか見えない「ブラックボックス化」という副作用を招いていました 。
エムザスが提唱するBPaaSは、これまでの「分業」ではなく、クラウドを通じてお客様と専門家が手を取り合う「協業(共創)」の形です 。
奉行クラウドなどの統合型システムを共通の土台とし、お客様とエムザスがリアルタイムでつながります 。
例えば、基本的な情報の入力はお客様が行い、専門的な判断が必要な計算や申請はエムザスが行うといった、最適な役割分担が可能です 。
これにより、アウトソーシングでありながら「自社で運用しているかのような安心感」を得ることができ、業務の透明性と品質が劇的に向上します 。

◆ 「気合」ではない仕組みで解く、深刻な人手不足対策
多くの人事現場では、増え続ける業務に対して「担当者の努力」や「残業」という名の気合で乗り切ろうとしています。
しかし、人手不足が加速し、法改正が頻発する現代において、属人的な努力には限界があります 。
エムザスのBPaaSは、属人化した業務をデジタル基盤へ移行し、人手に頼らない「仕組み」を構築します 。人事マスターを一元化し、データの再入力をゼロにすることで、手作業によるロスを徹底的に排除します 。
従業員200名規模の企業における事例では、導入前に2,617時間かかっていた業務が、導入後は734時間まで削減されました 。この1,883時間もの創出は、単なる効率化の結果ではなく、人手不足という難題を「気合」ではなく「仕組み(BPaaS)」で解いた結果なのです 。

◆ クラウドと専門家のタッグが生み出す相乗効果とは
優れたシステム(SaaS)を導入しただけでは、業務は完全には楽になりません。
システムを正しく設定し、法改正に合わせてメンテナンスし、実務に適用させる「人の知恵」が必要だからです 。
エムザスは、奉行クラウドという強力なSaaSと、社労士や奉行インストラクターといったプロフェッショナル集団をセットで提供します 。
これにより、システムが持つ「自動化・一元化」の力と、専門家が持つ「法的正確性・実務判断」の力が組み合わさり、最強の相乗効果を発揮します 。
例えば、法改正への対応も、お客様が悩む必要はありません。
エムザスの専門家が先回りしてシステムを最適化し、実務への影響をアドバイスします 。
この「デジタル×プロフェッショナル」のタッグこそが、変化の激しい時代を勝ち抜くためのバックオフィス戦略となります 。

◆5分でわかる!BPaaS導入で変わる企業の日常
BPaaSを導入すると、人事労務の現場はどう変わるのでしょうか。
これまでは、入社手続きのために紙の書類を回収し、それをExcelに転記し、さらに給与システムに入力し直すという、断絶された作業が続いていました 。
しかしBPaaS導入後は、データとプロセスが一本の線でつながります 。
従業員が入力した情報はシームレスに人事・給与・社保へと連携され、再入力の手間はなくなります 。進捗状況はクラウド上の「業務シナリオ」で一目瞭然となり、委託先への「あの件、どうなっていますか?」という確認電話も不要になります 。
日常の「ちょっとした無駄」や「小さなミスへの不安」が消え、担当者のデスクから山のような書類が消える。
BPaaSは、人事の日常を「作業」から「創造的な仕事」へと変える魔法のような仕組みです 。

◆BPaaSを導入すべき企業、まだ早い企業の見分け方
BPaaSは画期的なサービスですが、すべての企業が今すぐ導入すべきとは限りません。
一方で、「今すぐ検討を始めるべきサイン」は明確に存在します 。
まず、導入すべき企業の特徴は「人事の属人化が極限に来ている」「複数のシステムが乱立し、二重入力が常態化している」「採用や教育に時間を割きたいが、定型業務で手一杯」という点です 。
これらに当てはまるなら、BPaaSによる「整流化」が劇的な効果をもたらします 。
逆に、導入がまだ早い、あるいは慎重な検討が必要なのは、自社の業務プロセスが全く整理されておらず、デジタル化へのアレルギーが極めて強い場合です。
しかし、エムザスでは「Fit to Standard(標準に合わせる)」という考え方に基づき、現状の業務分析から導入までを伴走サポートします 。
まずは「業務時間削減分析」などの簡易診断から始め、自社にとっての最適ルート(Type A/B)を見極めることが、失敗しないDXの第一歩となります 。